20230409
 
いつもお読みいただき、ありがとうございます!
 
 
タカミチです。
 
 
先日、「【スッタニパータ:犀の角】愛情や友情に囚われて、人生を見失わないための考え方<お釈迦さまの教え>」の記事で、「悟りを開き、覚醒することの目的は何なのか」という事について触れたので、今回はそのことについて感じることを書きたいと思います。
 
 
詳細に書くと長文化してしまうため、簡潔にまとめていきます。
 
 

「悟りを開き、覚醒する」目的は何か?

 
 
何のために「悟りを開き、覚醒する」必要があるのかと言えば、それは魂の目的だからだと思います。
 
 
原則として、すべての魂が最終的に目指すところなのです。
 
 
それは、自我を卒業して真我に至り、本来の神性を完全に取り戻すことだと感じます。
 
 
知恵の実を食べる前の純粋なアダムとイブに戻る、、つまり原点回帰が目的とも言えるでしょう。
 
 
聖書に詳しいわけでは無いですが、「アダムとイブがエデンの園(日本)を追放されて、悠久の時をかけてあらゆる善悪を飲み込んで神に近づき、神のみもとに還る」ことが、人類の目的なのかも知れませんね。
 
 
アダムとイブが蛇にそそのかされて知恵の実を食べ、自我が生まれて人類の悪因が発生とするなら、魂の目的は積み上げられた悪因縁のすべてを清算する旅なのかもしれません。
 
 
ちなみに近年に、米ニューヨーク・ロックフェラー大学のマーク・ストークルと、スイス・バーゼル大学のデビッド・タラーの研究により、アメリカの遺伝子データバンクにある10万種の生物種のDNAから抽出された、500万の遺伝子断片を徹底的に調べ上げた結果、「ほとんどの動物が人間とほぼ同時期に地球上に出現していた」ことが分かりました。
 
 
ダーウィンの進化論による猿から人への進化は、あくまで仮説で遺伝学的にも実証されていませんが、この研究によりその仮説が否定されることとなりました。
 
 
人類は猿からの進化ではなく、始めから”ヒト”として地球上に誕生していたのですが、その発祥地は白山から琵琶湖にかけての地帯だと言われています。
 
 
圧倒的な霊力を持った明治の神道家・大石凝 真素美(おおいしごり ますみ)は、「人類は琵琶湖を舞台にして誕生した」と幻視した様子を伝えています。
 
 
ヤハウェがモーセに天啓を下し、東の方・エデンの園である日本に向かわせたのは、十戒の石板を持って「神のみもとに還る」ためだったのでしょうか。
 
 
アダムとイブにあたる人類の始祖は男女1ペアではなく、複数いたと言われていますが、彼らの子孫は現代までに何度も輪廻転生をして、魂の旅を続けてきました。
 
 
人によって、今回の人生が何回目の旅なのかは変わってくるでしょう。
 
 
仏教で因果の借金をすべて返して輪廻転生から卒業することを「解脱(げだつ)」と言いますが、お釈迦様の教えはこの解脱を目指すものです。
 
 
では、すべての魂が解脱を目指すべきなのか?
 
 
僕は、ほとんどの魂は解脱を目指さなくて良い、、というよりは解脱は出来ないと感じますし、しなくても良いと思います。
 
 
 

解脱したい人、したくない人の違い

 
今生を楽しめる人ほど、解脱をして輪廻転生を外れたいとは思わないでしょう。
 
 
特に現代は、自我の強い人ほど成功しやすいですし、欲望を満たすために貪欲になれます。
 
 
そうした人にとっては、何度輪廻転生をしようが、「毎回欲望のままに楽しんでやる!」と思うかもしれません。
 
 
自我に、貪欲に正直になれるという事は、それだけ良心の呵責が小さい(内在神が小さい)、、つまり神性が低いという事になります。
 
 
しかし、それでも大きなことを成し遂げた後に改心(改神)出来た場合、神性はとても大きなものになる可能性を秘めていると思います。
 
 
まさに、天国と地獄は紙一重ですね。
 
 
逆に、自我の薄い人ほど、自我の欲望を満たすことに抵抗感を感じ、現代に対してモヤモヤした思いを抱くかも知れませんね。
 
 
日常のちょっとしたことにも良心の呵責を感じる人は、貪欲な有名政治家や大企業社長などよりもずっと神性が高いかも知れません。
 
 
では、解脱をするとどうなるのでしょうか?メリットは何なのでしょうか?
 
 
なぜ苦しい心の修練を積んでまで、解脱を目指す必要があるのでしょうか?
 
 
正直分かりませんが、人間的な価値観で計れるものではない、という気はしています。
 
 
死後に神界に行ける、神上がり出来る、などロマンのある話はありますが、それはやはり人間的価値観によるものです。
 
 
そもそも、解脱を目指す真の目的は、それを達成するためではないと感じます。
 
 
解脱できる人間が増えれば、それだけ宇宙の発展に繋がるのだろうとは思いますが、それも生きる人間の価値観では分かりようもありません。
 
 
まぁ、神界は完璧な世界でしょうから、この地上とは比べ物にならないくらい楽園なのは間違いないでしょう笑
 
想像もつかないほどの幸福な世界のようですよ。メリットには違いはないでしょう。
 
だから、お釈迦さまは「あなたも解脱をして、極楽浄土に来なさい」と教えたのかも知れませんが、やはりもっと他に神意があるのかもしれません。
 
 
 
 
あなたの心に、常に太陽が在る事を祈りつつ。。
 
明日も善い一日となりますように😄

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