プラトン
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
 
 
タカミチです。
 
 
古代ギリシアの哲学者であるプラトンの有名な言葉に、「肉体は魂の牢獄である」という言葉があります。
 
 
これは比喩表現ではなく、まさにその通りなのだと最近実感しています。
僕たちは、肉体が主体だと霊的能力は意識的に感じることは難しいですが、魂の次元では霊的能力があることは息をする事と同様だと感じます。つまり、僕たちが手足を動かすことに等しいということですね。
 
 
そう考えると、肉体はまさに魂にとって牢獄ですが、この現実界において、霊感や霊能力とは特別な人だけに与えられた能力ではなく、これは意識力、認識力を磨いた結果の現われなのだと確信を持ちつつあります。(先天的能力のある方も居ます)
 
 
僕を含めた、ほとんどの人がこの力を開眼していない理由は、肉体(自我)に囚われているためだと感じます。
 
 
「自我に基づく肉体感覚、肉体的欲求(食欲、性欲など)が全てだ」と思い続けている限り、肉体の牢獄の中で生活をしていると言えます。
 
 
つまり、牢獄(物質世界)の中が世界の全てだと錯覚し、牢獄の常識に従って看守(為政者)の命令に従って生きているのが僕たちなのです。
 
 
そうすると、とても狭い世界を、「この世の常識」だと錯覚させられて生きています。
 
 
本当は、牢獄の外(魂の次元、深い意識、認識の世界)には美しい木々があり、海があり、動物たちが息づいているということを知らずに生きているということだと感じます。
 
 
お釈迦さまは、一生刑務所暮らしをして苦しみながら死んでいく人々を観て、外に出る方法を教えるために、悟りを得て解脱する方法を説いたのでしょう。
 
 
この刑務所というのも比喩表現ですので、この現実世界がつまらないモノだと言っているわけではありません。
 
 
むしろ、一度牢獄の外を体験してみると、刑務所暮らしも得難い素晴らしい体験だったと感じると思います。
 
 
この現実世界は本当に素晴らしい世界ですが、肉体という牢獄を生きながらに出る手段、、、それが、悟りを開き真我に至るということなのでしょう。
 
 
真我に至るのは難しいとしても、霊的なコトに気づけば気づくほど、日常生活や仕事のありがたさが身に染みて分かるようになり、より真剣に充実して楽しく生きることが出来るようになると感じます。
 
 
この霊的な意識を深めていく最大のポイントが、「普段から色々なコトに感謝をする」ということだと感じます。
 
 
重要な気づきをくれたプラトンと、魂の修行の場である肉体への感謝を、ここへ置いておきたいと思います😌
 
 
 
あなたの心に、常に太陽が在る事を祈りつつ。。
 
明日も善い一日となりますように😊

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