めいこ
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
 
 
タカミチです。
 
 
10月14日の記事「<愛猫・めいこの闘病記 その11>いよいよその時が来る予感」にて、めいこが全くご飯を食べなくなりましたが、今日まで食べられていません。
 
 
水は、風呂場のシャワーを出すと音につられて飲みに来ていましたが、昨日まで少し舐める程度に飲めていたものの、今日からはまったく飲めなくなりました。
 
 
一日中、玄関の下駄箱の下に潜り込んで、静かにその時を待っているようです。
 
 
いつ、その時が来るかが全くわからないので、夜中も含めて妻と交代で頻繁に見守り続けています。
 
 
ずっと冷たい暗がりに潜んでいるめいこを観て、やはり死期を悟っての行動なのかと思い調べてみましたが、実際にはそうではないようです。
 
 
猫やその他動物は、「自分が死ぬということも理解していない」と、『キャット・ウォッチング』の著者であるデズモンド・モリス博士が説明しています。
 
 
たとえ病気や怪我で死期を迎えても、その苦しみから来る不快感は、通常時に敵から威嚇されたり、襲われた不快感と区別がつかないのだそうです。
 
 
冷たい暗がりにじっと潜んでいるのは、外敵から身を守り、回復の時を待っているためだということで、めいこもそうだと思うと健気過ぎて涙が出てきます。
 
 
もう、いつ逝くかが分からない状況ですが、最近のめいこの様子をご紹介しておきたいと思います。
 
 
めいこ
 
3日前までは、ベランダでゆっくり出来る時間もあり、めいこはよく榊の木の前で寝転んで日向ぼっこをしていました。
 
めいこ
 
めいこ
 
ダイソーで買ってきた猫用テントでソロキャンプをするめいこ。
 
めいこ
 
娘がセブンイレブンで買ってきたシャボン玉で遊んでいると、めいこも不思議そうに眺めていました。
 
めいこ
 
2日前からはベランダに出る元気も無くなり、一日の大半を暗い玄関で過ごし、2、3回リビングに顔を出しに来るという感じでした。
 
 
実はこの記事は仕事の中休みに書いていたのですが、先ほどトイレ休憩の時にめいこの様子を観に玄関に行きました。
 
 
近づいても全く反応がなく、「まさか、、、」と思い、焦って声をかけても揺さぶってみても全く反応がなかったため、ついにこの時が来てしまった、、、と胸が苦しくなった瞬間、めいこがヒョコっと顔を上げてこっちを観ました笑
 
 
しかし、揺さぶってもしばらくはピクリとも動かなかったので、昏睡していたのは間違いありません。
 
 
仕事を早退させて貰って、めいこを見守りながら続きの記事を書いています。
 
 
今のめいこの姿は痛々しいため、写真を残すのは止めていましたが、読者様に最期の闘いを観て貰いたいと思い、1枚だけ撮りました。
 
 
めいこ
 
 
いつ逝ってしまうか分からないため、寝ている妻を起こすか考えながら書いています。
 
 
9月上旬の余命1か月の宣告から約2か月が経ち、だんだんと弱るめいこの姿を観てきたため、その間に僕も妻もめいこの最期を受け入れる心の準備は出来ています。
 
 
この2か月弱、2度ほど急性の発作で危ない時があったため、妻と交代で半徹で見守り続けたこともありましたが、僕が深夜3時までの仕事で本当に良かったと思います。
 
 
娘の不登校問題も重なっているため、途中、妻がストレスから倒れて救急搬送されることもありましたが、共倒れにならないように健康管理はしっかりしてきたと思います。
 
 
とはいえ、僕も不覚にも急性胃炎で会社を休んだり、愛犬・レオンも腎臓病の予兆が発見されたり、一方世界では、7日には中東で終末戦争が始まってしまったり、18日にはロシアの核実験解禁発表に対して、アメリカが数時間後に実際に核実験をする(国内報じられず)など、色々とありました。
 
 
NATOもいよいよ戦争準備に入っています。先日NATO事務所が開設された日本は、、、どうでしょうか。
 
 
まぁ、これからも命を考えさせられるイベントが色々あるでしょう。
 
 
そういう時代に入ります。
 
 
でもめいこのことも、世界のことも、暗くなる必要はまったくありません。
 
 
世界の苦しみは極地に達しますが、それは本当に良い世界・弥勒の時代を産むための苦しみですから、自分に出来る事をしつつ静観して見届ければ良いと感じます。
 
 
めいこが逝ってしまったら号泣するでしょうけど、記事「<森山直太朗:『生きてることが辛いなら』>くたばる喜びとっておけ」で書いたように、3日も経てば元通りになるとも思います。
 
 
なぜなら、”死”とは終わりではなく、通過点であり変化でしかないからです。
 
 
めいこはこの世で死んだ瞬間に、あの世に生まれ出ます。
 
 
苦しい現実界の不自由から解放されて、猫天使として神界に帰って行きます。
 
 
自我のない純真無垢な動物の魂は神界から派遣されており、縁ある人間に学びを与えるために使命を帯びて生まれて来ます。
 
 
それを知っているため、めいこがスッキリと成仏して猫天使に成れるように、この世に執着を生むような見送り方はしないつもりです。
 
 
今、めいこがムクリと起き上がって、下駄箱から出てきました。
 
 
めいこ
 
 
「なにしてんの?」という顔でこっちを観ています笑
 
 
逝ってしまったら撮影はしませんので、これがめいこの今生最期の写真となります。
 
 
気高き一匹の猫の生き様を見送ります。
 
 
4時頃まで見守りつつ仕事して、妻に交代して寝たいと思います。
 
 
9月の余命宣告時に心から願ったように、穏やかに最期を看取る事が出来そうで、お導きに感謝いたします。
 
 
その時が来たら、ひとしきり泣いた後は、笑顔で「めいこ、ありがとう!またね!」と送り出そうと思っています。
 
 
 
めいこの魂に、いつも太陽の加護がありますよう祈りつつ。。。
 
明日も善い一日となりますように😊

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