愛猫・めいこ
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
 
 
タカミチです。
 
 
10月2日に愛猫・めいこの仮誕生日をお祝いした時の猫ケーキを皮切りに、食欲がとても戻っていたことをお伝えしていました。
 
 
一時は少し元気を取り戻して、病気が発覚する前の生活に近い感覚で過ごせていたのですが、7日にガクッと来てしまいました。
 
 
めいこが突然何かに憑りつかれたように部屋中を走り回り、痛みを我慢するように落ち着きなく体中を毛づくろいしていましたが、それ以降、フードも水も受け付けなくなり、寝たきりになってしまいました。
 
 
おそらく、腎臓がんの激痛がいよいよの段階になったのだと思いますが、水も受け付けないということは腎不全の状態になってしまったのでしょう。
 
 
8日からは家族を避けるようになり、玄関でうずくまっていつ悪性増悪になって急逝してもおかしくない状態になっていたので、夜中は妻と交代で寝て看病していました。
 
 
そして、10日の朝についに急性増悪を起こしてしまいました。
 
 
午前4時半から妻に交代して床に就き、めいこの様子が急変したと10時半に妻が起こしに来ました。
 
 
めいこは口を大きく開けて荒い下顎呼吸をしており、下半身が麻痺していて前足だけで這いずっている状態で、すでに目は観えていませんでした。
 
 
匂いだけで僕を辿ってひざ元まで来たので、最期は大好きなベランダに出してあげようと誘導しました。
 
 
段ボールを使ってスロープを作り、なんとかベランダに出すことが出来ると、めいこは植物と土の匂いをたよりに、いろんな鉢植えをグルグルと回っていました。
 
 
晴れて太陽の光が差し込んでいたため、めいこがしばらく日向ぼっこが出来て良かったです。
 
 
そして、つい先日買って来たばかりの榊の鉢にもたれかかるように体を預け、90度に開いた口から涎を大量に流しながら荒い呼吸をしばらくしていました。
 
 
普段威嚇なんてしたことがないめいこが、触ろうとすると威嚇し、頭を撫でようとした妻の手のひらを噛んでしまいました。
 
 
脈が激しく上がっていて壮絶な様子で、このまま絶命するだろうと思いました。
 
 
妻子と3人で見守り、「めいこ、ありがとうね」と涙ながらにそれぞれ感謝を伝えましたが、30分くらいするとめいこの脈が落ち着いてきて、横たわったまま動かなくなりました。
 
 
3時間くらい見守り、様子に変化がないことから僕だけ買い出しに行き、1時間くらいで戻ってきてからは、めいこの横で様子を観ながら、日月神示を読んでいました。
 
 
18時を回る頃には少し肌寒くなってきたので、めいこに負担を掛けずに家の中に運ぶ方法を妻と一緒に考えましたが、どう頭をひねっても不可能な状態だったため、お手製の酸素室の底を切り抜いて被せてあげました。
 
 
  愛猫・めいこ
愛猫・めいこ
 
めいこが狭い酸素室に入りたがらなかったので、段ボールに入るのが好きなことから作ってみたものの、ほとんど入らずお役御免になっていましたが、まさかここにきて役に立つとは思いもしませんでした。
 
 
今これを書いている時点で午前3時を回るところですが、2、30分おきくらいで様子を観に行っていますが、大きく様子は変わっていません。
 
 
しかし、水を飲まなくなって丸2日で、急性増悪によりボロボロの状態のため、夜明け頃にその時を迎えるかも知れません。
 
 
めいこが最期まで生きようと、とても頑張ってくれていることで、妻子ともに最期の時を迎える心の準備を整えることができました。
 
 
9月中旬に急性増悪を起こした時に絶命していたら、考えを整理する暇もなく、後悔が残っていたことでしょう。
 
 
今は、穏やかな気持ちで、めいこの最期を見守ることができています。
 
 
まぁ、その時が来たら号泣するでしょうけど、めいこを晴れ晴れと送り出せそうな気がしています。
 
 
妻がちょくちょく起きてめいこの様子を伺っているので、僕もここら辺で締めて見守りに行こうと思います。
 
 
暗い報告にならないように、しっかりとめいこの最期を見届けます。

↓ほぼ日配信の通知を受け取るにはツイッター等のフォローをご利用ください↓