
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
タカミチです。
今日、かかりつけの動物病院で、愛猫・めいこが余命1か月弱であることが告げられました。
元々、慢性鼻炎を持っていましたが、2週間前から鼻水と鼻血が酷くなっていました。
マンションが大改装工事中で、いつも外を眺めている南側がシートで覆われているため、めいこが外を見られるようにと、北側の窓を開放してあげたところ、一日中見入っていました。
最初は「良かった」と、微笑ましく思っていたのですが、間もなく上述の症状を呈するようになりました。
思い当たるのは、外の排ガスなどに含まれるP.M2.5でした。
窓の開放をやめたところ、1週間ほどで症状が落ち着いてきたため、やはりP.M2.5が原因だと考えました。
しかし、それからめいこはご飯をほとんど食べないようになり、だんだんと痩せていくのが分かりました。
ドライフードにウェットフードを絡ませたり、きな粉や鰹節をあげたりと、何とか栄養をつけようと手を尽くしましたが、弱っていく一方だったため、今日病院に連れて行く運びとなったのです。
半日、めいこを検査のため預かってもらいました。
夕方に迎えに行った時、僕は、気管支や肺へのダメージがあった場合、投薬やネブライザーなどを用いた長期治療が必要だろうと考えていました。
しかし、先生の第一声は「めいちゃんは、とても状態が悪いです」というものでした。
検査表やレントゲン、エコー画像などを見せてもらいながら説明をうけましたが、悪いのは腎臓でした。
正直、腎臓が悪いというのは青天の霹靂でした。
というのも、めいこはこの約8年間ずっと、快便、快尿が続いてきていて、妻ともよく「めいこは健康そのものやね!」と笑っていました。
持病と言えば慢性鼻炎だったので、てっきり悪くても気管支喘息などだと考えていたのです。
それが、腎臓2つとも悪性腫瘍でした。
臓器の位置もずれている事から、遺伝性の可能性もあるとのことでした。
先生の話を聞きながらめいこの弱り切った顔を観ていると、涙がこぼれそうになったため、いつものお得意の自我を傍観する意識に変えようとしましたが駄目でした。
涙が止まらなくなってしまい、点滴を打つ10分程度、ずっと泣いていました。
今も、涙ながらにこれを書いています。
昨日書いていた前回記事で、「虫の知らせも霊感」と書いていましたが、めいこのフェルト人形制作を始めたことも、もしかすると虫の知らせだったのかも知れません。
めいこの姿を残しておきたかったのかも知れません。
めいこは10月末で8歳を迎えるため、すでにメインクーンとしては高齢猫ですので、もうすぐその時が来るだろうとは覚悟していましたが、まさか”今”だとは夢にも思っていませんでした。
たくさんの思い出が詰まった、愛すべきめいこの死期を目の前にして、生の脆さ、生きることの儚さを思い知りました。
これは僕たちにも同じことが言えると感じます。
例え今が健康であっても、今日、明日、一か月後にでも死ぬ可能性があるということです。
だからこそ、”今”を一所懸命に、悔いが無いように生きておかないと、”その時”が来た時に大後悔するでしょう。
そのことを、めいこが身をもって教えてくれている気がします。
とても悲しいことですが、あの世に行けばまた会えると思って、めいこから貰ったたくさんの幸せを、その時まで胸に秘めて精一杯生きようと思います。
めいこのフェルト人形を作ってしまうと、この世への執着を生み、成仏を妨げる事になると思い直しましたので、代わりに娘が描いた「おみゆの福猫」を作ろうと思います。
この福猫は我が家の猫神様、猫照太御神(ネコテラスオホミカミ)なので、めいこに最期の時が来た時に、苦しまずに天国に連れて行ってくれることでしょう。

残された時間、めいこの不可思議な行動にツッコミを入れたり、猫吸いをしたり、いつも通りに過ごしたいと思います。
めいこの心が、これからも永遠に健やかでありますように。。。
明日も善い一日となりますように😊