
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
タカミチです。
6日前に愛猫・めいこがご飯を食べるようになり、現在も食べる量は決して多くは無いものの、食べてくれます。
尿は毎日1回以上、便も3日に1回は出ていますので、このまま回復に向かって欲しいです。
先ほど、血液検査の数値表とにらめっこしていましたが、やはり腎臓に関する数値が悪いので、ロイヤルカナンの腎臓サポートをAmazonで購入しました。
これで様子見て、来月頭まで持ってくれれば、容体を観て血液検査のため動物病院に連れて行こうと思います。
ベランダにキャットタワーを置いてあげていますが、毎日数回はベランダに出て外を眺めています笑


めいこのストレス解消になっているようなので、ベランダを綺麗に整えて、植物栽培を始めて本当に良かったと感じます。
ちなみに、シークワーサーの木と、カランコエ、ペペロミアという多肉植物が仲間入りしました。
花言葉をそれぞれ調べてみますと、、、
- シークワーサー・・・「優雅」
- カランコエ・・・「あなたを守る」「幸福を告げる」「たくさんの小さな思い出」「おおらかな心」
- ペペロミア・・・「片想い」「つやのある」「可愛らしさ」
へぇ~、何となく恋を感じさせるような言葉が揃っていますね。
メインクーンは”サイレントジェントルマン”と呼ばれるように、大人しく優しい猫ですが、めいこはふわふわした立ち居振る舞いから、「優雅めいこ」、「ふわりなでしこ」という異名を持っています。
「優雅めいこ」は宝塚トップスターをイメージしていますが、めいこの仕草に合わせて、「めい、それは愛!愛!それはめい!」とミュージカル調に茶化していた時期があります笑
まぁ、それはいいとして、今日はとある記事が目に留まりました。
今は猫に関する検索が増えていますので、ニュース一覧に猫関連の記事が多く出現しますが、女優の杉本彩さんの動物愛護活動の記事が目に付いたため読んでみました。
杉本彩さんは、公益財団法人動物環境・福祉協会Evaの理事長をされていますが、日本の悲惨なペット業界事情を根底から変えるために、活動されています。
公式ページで杉本彩さんの理念を読ませていただきましたが、まったく共感する内容でした。
特に、「動物愛護活動をするからと言え、ベジタリアンでもヴィーガンでもない」と正直に話されていることには、とても好感を抱きました。
グルメのために日々膨大な数の家畜が屠殺されていますが、だからと言って「動物愛護活動=家畜は食べない」という考え方は、短絡的だと感じます。
家畜を食べないと決意すること自体を否定するわけでは無く、自身の深い内観をすることもなく、「こうであらねばならない!」と決めつけの判断をするのは、非常に危うさを感じます。
厳格な戒律は、結局原理主義的な考え方に結びつきますので、どうしても排他的な思考に結びつきます。
なので、「食べる機会があるなら、感謝をしていただく」、「実験動物の犠牲の上で成り立つ医療も受ける」という事を、隠すことなく見せられている杉本彩さんは、思考の偏りのない、物事の正道を捉えた本質的な考え方をされる方だと感じます。
食べる縁、受ける縁が発生したなら、その犠牲になった動物たちに感謝の念を持って臨めば、それはとても良い供養になると思います。
その上で、自分の理念に沿って必要であれば、無理なく少しずつ利用機会を無くしていく努力をするのが自然だと感じます。
自分の良心に反することのない感謝がそこに在れば、自然と善い方向へ導かれるでしょう。
こんなことを考えながら、約8年前にめいこを迎え入れた時のことを考えていました。
当時は、徹底した現実主義(論理主義)で、神様の存在を信じていない無神論者でしたので、ペットショップで動物を買うことにも頓着はありませんでした。
しかし、当時から、ブリーダー業界のめまいを覚えるような実態や、ペットフード業界の闇については、ある程度知っていました。
これらを知ったきっかけは、めいこを迎え入れる約半年前に保護した、スコティッシュフォールドの子猫でした。
バイト先のラーメン店の裏方に迷い込んできた猫で、後ろ足をかばいながら歩いていたため、可哀そうに思い保護することにしました。
後ろ片足が変形していたので、調べてみたところ、度重なる品種改良により発生した、スコティッシュフォールド特有の遺伝子疾患である骨肉腫でした。
すぐに、愛犬・レオンのいきつけの動物病院に連れていき、先生に診てもらいましたが、骨肉腫は転移する可能性があるということでした。
幸い、猫エイズは陰性でしたので、当時は妻が出産間近で猫を飼うという発想が無かったため、引き取り手を譲渡サイトで探しました。
顔がまん丸だったため「まるこ」と安易な名前をつけました笑(めいこも”メイ”ンクーンだからですし、うちのネーミングセンスは本当に安直です)



最初にトライアルで1週間お預けした片道15キロの遠方の方のところでは、多頭飼いのお宅で馴染めず、戻されてしまいました。(まるこも疲れるし、大変でした。。。)
2回目にトライアルを希望された方が、偶然歩いて数分のご近所さんで、しかもすんなりとまるこが馴染んでくれたのでご主人様が決まりました。
それ以降、娘さんとLINE交換をさせて頂いて、何度かまるこの様子を妻と観に行きましたが、骨肉腫の転移もなく、とても元気に過ごしていました。
娘さんが県外に就職されてからは自然と連絡が途絶えてしまいましたが、今も元気に過ごしているだろうと思います。
そして少し前に、氏神神社で懐いてくれた野良猫を保護するか迷った末に、めいこが居る手前諦めたことがありました。
2度ほど、僕の参拝を待ち構えていたように、階段を上り切ったところからひょっこり現れては甘えてきましたが、それ以降ぱったりと姿を見せなくなり、とても後悔していました。
今日、杉本彩さんの記事の話を妻にした時、妻は僕以上に杉本彩さんの活動や、ツイッターなどを確認していたことが分かりました。
そのため、自然と「もうペットショップで動物を買うのはやめよう」という考えで一致しました。
めいこは余命9月いっぱいと宣告されたものの、現在の回復傾向から奇跡が起こることを信じて、まずはメインクーンの余命である12歳を目指してあと4年全力でサポートをしていきます。
めいこが無事寿命を全うできた暁には、僕は保護猫活動を再開することでしょう。
人間の欲望の道具にされてきた悲しい動物たちへの、せめてもの償いというつもりはありません。
単純に、ひとつでも目の前の命を救えるのなら、それでいいというだけのことです。
僕が救える命の数なんて大したものではありません。
でも、”数ではない”という信念があります。
先日、フィンランドの毛皮農場のミンクやキツネが、鳥インフルエンザという理由で12万匹がさっ処分された記事がありました。
近年、あらゆる動物が、めまいを覚えるほど、人間の意味不明な理由から異常で無謀な数のさっ処分が行われています。
だから、”目の前の一匹”を救う事に意義がある。
それが、”命の重み”を訴えることに繋がる、そう感じます。
僕は、動物愛護活動家として、動物の命を軽んじる社会を糾弾していく、ということはしません。
杉本彩さんという、絶大な影響力を持たれている方が居られることに感謝しつつ、生体販売業界の衰退を眺めていきたいと思います。
それは、あと10年もしない内に、”ひとつの命の重さが重視される時代に変わり始める”ことに、誰しもが実感し始めることと思います。
その節目は2025年となるはずです。じっくり観察していきましょう。
ただ、めいこやレオンと出会わせてくれた、生体販売業界にも感謝をしています。
新しい時代が、その役目の終わりを告げるというだけのことに過ぎません。
杉本彩さんのような、本物の良心を持たれている方の活動が報われる日が、近い将来に必ず来ることを想うと、嬉しく思います。
ここまで、動物の命の重さについて考えさせてくれた、めいこやまるこに心から感謝です。
まずは、めいこが可愛いおばあちゃんになれるように、出来る限りのことはしていきたいと思います。
あなたの心に、常に太陽が在る事を祈りつつ。。
明日も善い一日となりますように😊