<保護猫活動記 その12>神社猫のTNRを本格始動します!
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
 
 
タカミチです。
 
 
今日は、キジが安らかに天国へ行けたことへの感謝を奉納しに、氏神神社へお参りに行ってきました。
 
 
病苦の痛みは決して安らかではありませんでしたが、最期の時を厳しい野ざらしではなく、温かい家庭で見送ることが出来て本当に良かったと感じます。
 
 
お参り後に老人ホームへ行ってみると、チャトランとサバが居たのでご飯をあげていたら、続々とぶち子、キジ姉、サバ姉も集まってきて、全員揃ってご飯を食べていました。
 
 
皆にキジが天国へ行ったことを報告し、お世話をしていると、老人ホームから職員の女性が休憩で出てきました。
 
 
長く猫たちのお世話をしてきた方で、色々とお話を聞かせていただくことが出来たので、それぞれの子について誤認していた事実を写真付きで紹介したいと思います。
 

極限の死地から生還したキジママ

 
キジ姉はキジといつも一緒に居たので勝手に”姉”にしていましたが、実はお母ちゃん(以下、キジママと呼びます)でした!
 
 
いつもキジの傍に居た子供想いのお母ちゃんですが、老人ホームでお世話されるまでの過程は壮絶なものでした。
 
 
キジママは4匹の子供を出産しましたが、3匹はすぐにカラスの犠牲になってしまい、老人ホームの職員さんがキジママとキジを見つけてお世話をするようになったそうです。
 
 
しかし、人間の匂いが付いたためか、元々キジママが子育てが苦手だったのか、育児放棄をしていたので職員さんが面倒を観ていました。
 
 
先ほど、動物病院の先生にキジが天国へ行ったことを報告するとともに、血液検査の結果を聞きましたが、キジは極度の栄養失調で黄疸が出ており、肝臓の数値が著しく良くなかったとのことでした。
 
 
ミルクも満足に飲めなかったことから体が小さい未熟児として育ち、そのため他の猫との力関係に負けて、満足に栄養が摂れてこなかったと推察されました。
 
 
腎臓も小さかったことから、低栄養状態に拍車をかけていたと思われます。
 
 
こうした壮絶な環境を生きてきたキジですが、だからこそ救ってくれた職員さんのお蔭で、野良猫とは思えない人懐っこさがあったのでしょう。
 
 
また、その後キジママは、交通事故に遭ったのか、虐待にあったのかは不明ですが、肩か腕の骨折と、脇腹に穴が空き、あばら骨がくっつくかのような過剰に痩せた状態で、上半身の毛が抜け落ちた皮膚病のような状態で倒れていたことがあったそうです。
 
 
職員の誰もが「もう助からない」と思いながらも、ダメ元で人間用の傷薬で応急処置をしてあげたそうです。
 
 
しばらくは臥せっていたキジママは、ご飯をよく食べて栄養をつけるとともに超回復し、上の写真のようにそんな壮絶なことがあったとは思えないような健康猫に戻ったそうです笑
 
 
キジが居なくなってしまったことで、キジママが悲しんでなければ良いですが、、、こうした背景が知れただけでも良かったと思います。
 

どこからともなく現れた謎の猫、チャトラン笑

 
チャトランはキジやぶち子、サバと4兄弟と思っていましたが、兄弟はぶち子とサバだけで、チャトランは子猫の頃にどこからともなく現れたとのことでした😅
 
 
すぐにみんなと仲良くなり、兄弟のように溶け込んだとのことです。ちなみに、職員さんの間でもチャトランと呼ばれていました笑
 
 
確かに、よくサバトラのお母ちゃんから、小麦色のトラ猫が生まれたなぁ、とは思っていました。
 
 
チャトランは今のところ食欲旺盛で元気です😽
 

福福しいお饅頭のようなサバ笑

 
サバは、一度千草ホテルの方に保護されましたが、諸事情あり戻されてしまった出戻り組でした。
 
 
身体も神社猫の中では大きく、一番福福しいので、食糧事情は問題ないと思いますが、健康面でやや心配です😅
 
 
注意して見守っていきたいと思います。
 

職員さんのアイドル的存在のぶち子😽

 
ぶち子はキジに次いで人懐っこい子で、老人ホームの職員さんの間でアイドル的存在でした笑
 
 
休憩時間にずっと抱っこしてあやしている職員さんも居るとのことで、愛されていることが分かって嬉しくなりました🐱
 
 
ただ、身体がとても小さいので力関係は弱く、ご飯の時も最後になりがちなので、意識してぶち子も満足に食べられるように気を付けています。
 

サバ姉はみーちゃんと呼ばれている、最古参のお母ちゃん猫

 
サバ姉(以下、みーちゃん)は、現在老人ホームでお世話されている神社猫の中では最も古株で、去年3匹の子猫を出産をしているそうです。
 
 
みーちゃんが老人ホームに信頼を寄せていることから、子猫を出産後に全員連れてきたため、その後貰い手がついて保護されました。
 
 
とても食欲旺盛で、それなりに力関係も強いことから千草ホテル前をメインに老人ホームまでとテリトリーが広いので、安心感はあります。
 
 
その反面、いつまた妊娠してもおかしくないので、職員さんと保護するかどうかを話し合いました。
 
 
過去に道路沿いで餌やりをしていたところ、近隣住民から通報されて保健所が指導に来たこともあるそうで、「餌をやらないように」と注意されたそうです。
 
 
まぁ、保健所の方はそう言うしか無いと思いますが、それから老人ホームの車庫で餌やりをするようになってからは、保健所は来なくなったそうなので、多めに見て貰っている可能性はあります。
 
 
ただ、だからと言ってこれからも安心というわけではありませんので、やはり不妊手術とサクラカットをして、さくら猫として地域猫化する必要はあると感じます。
 
 
職員さんは、「手術出来る病院を見つけてくれれば、費用は職員間でカンパします」と言ってくれましたが、病院はすでに見つけてあるので、折をみてTNR(先行型地域猫活動)をするためにサバ姉の保護に乗り出したいと考えています。
 
 
ちなみに、、、以前「<保護猫活動記 その6>豊山のボス猫に会う」で、豊山八幡神社の主としてご紹介した通称”豊山のボス猫”は、職員さんの間でも「ボス」と呼ばれていました笑
 

保護猫
威風堂々とした落ち着きを感じさせる、豊山の主たる”ボス”

 
また、住宅街で見つけたボスに激似の、さくら猫化された黒猫さんは兄弟ではなく、ボスの子供でした。
 
保護猫
 
ただ、、、この黒猫さんはボスに似ず、たまに老人ホームにやってきては力で他の子たちを押しのけ、我先にご飯を食べるそうです😅
 
 
”ボスに似ず”としましたが、ボスは黒猫さんの真逆を行く性格で、他の子たちがご飯を食べるのをじっと後ろで待ち、必ず食べ終わったのを確認してから食べるそうです。
 
 
子供たちを見守るような落ち着いた性格から、「お父さん」とも呼ばれているそうです。
 
 
「ボス、さすがの貫禄です、、、」と、唸ってしまいました笑
 
 
今日は、キジが天国へ行ったことの報告を神社と猫たちにするためにお世話に来ましたが、職員さんにも報告でき、さらに神社猫たちの背景を深く理解できたので嬉しい日でした😽
 
 
キジが導いてくれたのかなぁ、、、とも感じます。
 

このくぼ地に寝ていたキジを発見しなかったら、保護はできていませんでした。。。

 
帰り際にこの茂みのくぼ地を観て、「もうここにキジが寝ることはないんだ」と考えると、胸にこみ上げるものがあります。。。
 
 
ちなみに、今日はキジママとサバがご飯後に付近のくぼ地に寝ていました笑
 
 
キジの魂がいつまでも天国で安らかであることを祈りつつ。。。
 
神社猫たちが地域で温かく見守られてきたことに感謝いたします😌

   

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